いつの間にか洋服についてしまった頑固な油染み、どうにかしたいと思っていませんか?
中でも時間が経ってしまった油染みを見つけた時は、”もう落とすことができないかも…”と諦めかけてしまいますよね。
しかし、洋服についたガンコな油染みは、お家にある意外なアイテムで簡単に落とせてしまうんです!
この記事では、時間がたって普通に洗濯しただけでは落としきれない洋服の油染みを、自宅で簡単に落とす方法についてご紹介します。
”お気に入りの洋服についてしまった油染みをどうにかしたい…!”とお考えであれば、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
洋服の油染みを撃退する基本ステップ
思いがけずついてしまった洋服の油染み、”洗濯すれば大丈夫かと思ったのに落ちていない…”なんて経験ありますよね。
お気に入りの洋服だと、どうにかして落とせないかと思ってしまうもの。
そこでまずは、洋服についてしまった油染みをお家でカンタンに落とす基本的なステップについてお伝えします。
ステップ1: 油染みの確認と準備
まずは、油染みをしっかりと確認しましょう。
どの程度油が浸透しているかによって、対応方法も変わってきます。
準備するものとしては、キッチンペーパーや布、温水を用意してください。
ステップ2: 油を吸収させる
キッチンペーパーまたは乾いた布を使って、油染みの表面を優しくたたくようにして油を吸収させます。
ここでゴシゴシこするのはNG!
油がさらに広がる原因になるので、やさしくポンポンたたくようにしてくださいね。
ステップ3: 重曹または洗剤を使う
家にある重曹を少量、油染みに直接振りかけてみましょう。
重曹がない場合は、液体洗剤を薄めたものを使用します。
それを油染みに優しく塗り、少し時間を置いてからブラシで軽くこするようにしましょう。
ステップ4: 温水で洗い流す
最後に、準備しておいた温水で洗い流します。
ここまでのステップで油が落ちやすくなっているはずなので、温水で洗い流すことでだいぶ油染みが取れるはずです。
これらのステップをふむことで、油染みがキレイに落ちますよ。
もちろん、一度でキレイに落ちない場合もありますが、何度か繰り返すことで徐々に油染みが落ちてくるはずですよ。
洋服の油染みをカンタンに落とせるキッチンアイテム5選
「キッチンにあるもので、本当に油染みが落ちるの?」と思うかもしれませんが、なんと落とすことができるです!
普段なにげなく使っているアイテムが、実は油染み落としの強い味方になってくれるんですよ。
早速その意外なキッチンアイテムを5つみていきましょう!
1. 食器用洗剤
食器用洗剤には油を分解して浮かせる界面活性剤が含まれており、軽い油染みにとっても効果的!
油染みに洗剤を少量つけ、指で優しくなじませた後、洗い流すだけで、驚くほど簡単に油が落ちますよ。
2. 重曹
重曹は油染みに直接ふりかけ、古い歯ブラシなどで軽くこすると油を吸収し落とすことができます。
市販のもののように、いろいろなものが含まれているわけではないので、お掃除アイテムとしても人気ですよね。
気を使わずに、安心してつかうことができますよ。
3. クレンジングオイルで頑固な油染みにアプローチ
驚くかもしれませんが、クレンジングオイルはメイク落としだけでなく、洋服の油染み落としにも有効です!
特に時間が経って固まった頑固な油染みになじみやすく、染みを浮かせて落とします。
油染みに直接クレンジングオイルを塗り、少し時間を置いてから洗い流すだけで、洋服の油染みを落とすことができますよ。
4. 酸素系漂白剤で油染みを解消
酸素系漂白剤はアルカリ性で、油染みに対して高い効果を発揮します。
洋服に定着してしまった油染みにも使えるので、他の方法では落ちなかった頑固な油染みにも試してみてくださいね。
使用する際は、洋服の素材を確認してから適切な濃度で使用するようにしましょう!
5. コーンスターチで油染みを吸収
コーンスターチは油染みをおおって吸収し、その後ブラシでこすり落とすという方法で効果を発揮します。
特に新しい油染みに効果的で、ついたばかりの油をしっかりと吸収してくれますよ。
ご紹介した5つのアイテムを使えば、洋服の油染みもへっちゃらですね!
キッチンにあるもので簡単にできるので、油染みがついたときはぜひ試してみてくださいね。
洋服の油染みは簡単に落とせる身近なアイテム
市販されている油染み対策グッズもいいですが、もっと身近なアイテムで油染みに対処できないか気になりますよね。
今回は市販されている油染み対策グッズ以外に、洋服の油染みが落とせる身近なアイテムをご紹介します。
意外と簡単に油染みを落とすことができるんですよ。
コーンスターチと重曹
重曹と似たような働きをするものに、コーンスターチがあります。
コーンスターチは重曹と混ぜて使うことで、さらに強力に効果を発揮!
油染みに直接振りかけ、少しの時間を置いてからブラシで払い落として洗濯します。
コーンスターチと重曹の組み合わせは、洋服の油染みを落とすベストな組み合わせです。
お湯とレモン
レモン汁はお湯と組み合わせることで、油染みを落とす効果が倍増します。
油染みにレモン汁を塗り、その上からお湯をゆっくりとかけます。
レモンの酸とお湯の温度が油を分解しやすくします。
アロエベラ
アロエベラのジェルは保湿だけでなく、油染みに対しても効果的!
少量のアロエベラジェルを油染みに塗り、しばらくの時間を置いてから洗い流します。
衣類にやさしく、油染みを落とすことができます。
上記のものをつかった方法であれば、市販の油染み対策グッズに頼らずにすみますよ。
洋服の素材ごとに油染みを落とす方法は異なる
洋服の素材によって、油染みを落とす方法も変わってきます。
綿、ウール、シルクなど、よくある素材別に油染みを落とす際のポイントを見ていきましょう!
綿
綿は比較的扱いやすい素材です。
重曹や食器用洗剤を使った方法が効果的!
ただし、色落ちしやすい素材もあるので、目立たない部分で試してから使用してくださいね。
ウール
ウールは熱や摩擦に弱いので、油染みを落とすときは慎重かつ丁寧におこなう必要があります。
温水を使うのはさけて、冷水と中性洗剤を使用しましょう。
ゴシゴシこすらず、優しくポンポンと叩くようにして油を吸収させてくださいね。
シルク
シルクは非常にデリケートな素材。
油染みを自宅で落とすのはなかなか難しいので、基本的にはクリーニングがおすすめです。
もし、それでも自宅で油染みを落としたいという場合、汚れに粉末洗剤を塗ってやさしくブラッシングしましょう。
その後、洗剤を流して陰干してくださいね。
ポリエステル
ポリエステルは比較的油染みが落ちやすい素材です。
ただし、洗剤を使用する際はていねいに優しく扱うようにしましょう。
食器用洗剤を薄めた水で優しく拭き取るようにしてくださいね。
デニム
デニムは色落ちしやすいので、油染みを落とすときは慎重におこないましょう。
重曹や食器用洗剤を使っても良いですが、まずは目立たない部分でテストしてからにしてくださいね。
素材ごとに油染みを落とす最適な方法がありますが、大切なのは”優しく、慎重に”扱うこと。
特にデリケートな素材は、無理にご自宅で対処しようとせず、専門のクリーニングサービスに相談するのも一つの手ですよ。
洋服の油染みを防ぐ方法
これまで洋服の油染みを落とす方法についてご紹介してきましたが、一番良いのは「油染みを作らないこと」ですよね。
そこで、日常生活で気をつけるべきポイントをいくつかお話しします。
食事の際はエプロンを着用する
油っぽい料理を食べる時は、エプロンを使うのがおすすめ!
思わぬ油の飛び散りから洋服を守れます。
油の扱い方に気を付ける
料理をするときなど、油をつかうときは扱い方に気をつけしましょう。
可能であれば、油はね防止のカバーを使用するなどして洋服への影響を最小限におさえるようにするのがおすすめです。
早めに対応する
もし油をこぼしてしまったら、できるだけ早めに対応することが大切です。
時間が経つほど洋服の油染みは落ちにくくなるため、見つけ次第すぐに対処しましょう。
定期的に衣類を点検する
日常的に衣類を点検し、小さな油染みなどがないかチェックするのも良いでしょう。
早期発見、早期対応が洋服をキレイに長持ちさせるコツです。
油染み対策製品を活用する
最近では、油染みを防ぐスプレーなども販売されています。
頻繁に油をつかう場合は、油染み対策製品の活用も検討してみると良いかもしれませんね!
洋服の油染みを落とす方法!時間が経っても自宅でできる簡単対処法も紹介 まとめ
洋服について時間が経った頑固な油染みを、自宅で簡単に落とす方法についてご紹介しました。
日常生活でよく使う身近なアイテムを活用すれば、カンタンに洋服の油染みを落とすことができます。
食器用洗剤や重曹、クレンジングオイルやコーンスターチといった意外なアイテムで油染みは簡単に対処できるんですよ。
洋服の素材によって最適な対処法が異なること、油染みを未然に防ぐための日常生活での小さな工夫も大切なポイントですね。
ご紹介した内容を参考に、お気に入りの洋服についた油染みをキレイに落としてみてくださいね!